美味しく食べて、健康にもよい。うなぎは理想の食材

奈半利町ふるさと納税の返礼品で取り扱っている「うなぎの蒲焼き」。安心で安全な国産のうなぎをじっくりと丁寧に焼き上げており、脂がのった肉厚でふっくらやわらかな身と香ばしい香りを楽しめる一品だ。


夏はうなぎの旬じゃない

「うなぎの旬は」と聞かれて夏と答える人は多いのではないだろうか。
これは「土用の丑の日」にうなぎを食べるという習慣が定着しているからであろう。
そもそも「土用の丑の日」とは江戸時代、うなぎ屋が夏にうなぎが売れず、困っているところに平賀源内の発案した「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」というウリ文句から始まり、今日まで続いている風習なのだ。
とはいえ、スタミナ食として知られるうなぎを、体力が落ちやすい夏に食べることは理にはかなっているため、ここまで定着しているのだろう。
本来、うなぎがもっとも美味しくなるのは10月頃から冬眠に入る12月だ。
うなぎは8月頃からしだいに太りはじめ、10月頃から12月には冬眠に備え栄養をたくわえている。
この時期、うなぎは脂が乗るピークを迎え、身は厚くなり、適度な弾力が出てくる。
ほんのりと川魚特有のさわやかな香りが漂い、旬の時期ならではの、くどさのない脂の旨味を楽しむことができる。


栄養価が高く、バランスの良い健康食

スタミナ食として知られるうなぎは、一般的に魚肉類に不足がちなビタミン群が豊富で、それに加え魚肉特有の良質なたんぱく質をもつバランスの良い健康食だ。
うなぎにはビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEが豊富で、ミネラルでも亜鉛、カルシウムが豊富、さらに脂質の部分にはDHA、EPAも豊富に含まれており、うなぎの体の表面のぬるぬるした部分にはムチンという胃腸の粘膜を保護する成分が含まれている。

うなぎに含まれるビタミン群の中で最も多いのがビタミンAだ。
うなぎ1匹で成人が一日で必要とする量のビタミンAが補えるほどの量である。
ビタミンAは、目の働きに良く、その他にも免疫力を高め、ウイルスや細菌への抵抗力を強める効果がある。
ビタミンB群ではB1・B2が豊富で、ビタミンB1は疲労回復に、ビタミンB2は美肌や美容に効果的な栄養素である。うなぎがスタミナ食と言われるのは、これらビタミンB群が豊富なことが理由なのだ。
ビタミンDは、骨や歯を丈夫にするカルシウムの吸収を助けるはたらきがあり、抗酸化作用のあるビタミンEには、細胞の老化防止に効果があるといわれている。
うなぎにはミネラルも豊富で、亜鉛は免疫力を強化するほか、神経の興奮を抑える栄養素であるカルシウムを脳へ運ぶのを助けるはたらきがあり、精神の安定にも役立つ栄養素なのだ。

また、うなぎにはDHA・EPAも豊富に含まれている。
頭が良くなる栄養素として有名なDHAは、記憶力や視力の回復効果以外にも、がんや心臓病、高血圧、糖尿病、脳卒中、動脈硬化の予防と改善にも効果がある。
さらに、DHAには悪玉コレステロールを減らす作用もあるといわれている。EPAは、血液の流れを良くする効果があり、コレステロールや中性脂肪を減らすほか、脳梗塞や心筋梗塞といった血液の病気の予防にも効力がある栄養素なのだ。
このようにうなぎには、「最高の健康食」と言っても過言ではないほどの豊富な栄養が含まれているのだ。

うなぎは、身体に必要な栄養素が豊富に含まれる健康食だ。それでいて蒲焼きやひつまぶしなど、多様な食べ方ができる。美味しく食べて、健康にも良い。まさにうなぎは、理想的な食材と呼べる。奈半利町で生産されている「うなぎの蒲焼き」は、家庭でも手軽に楽しむことができる。この機会に、「冬のうなぎ」の味に舌鼓を打ってみてはいかがだろうか。