ゆず豚のスペアリブをおいしく食べる

高知県奈半利町北東部にある米ヶ岡地区は真夏でも平均気温が低く、暑さに弱い豚が快適に過ごせる環境であることから、「ゆず豚」というオリジナルブランドの豚を飼育している。
高知県は日本全国でも有数のゆずの産地で、その生産量は日本全体のおよそ5割を占めている。
そんなゆずの名産地で育ったブランド豚が、「ゆず豚」だ。

奈半利のゆず豚の特徴

ゆず豚のスペアリブについて伝えていく前に、まずはゆず豚の特徴について紹介していこう。

ゆず豚の美味しさの秘訣は、なんといっても飼料にある。
ゆずをはじめ、高知名産の芋けんぴやお米を与えることによって、風味や甘みにより深みが生まれる。
ゆずのかすかな酸味が感じられ、さっぱりとしつこくない脂の味は絶品。
また、米ヶ岡地区の快適な環境の中でのびのびと育ったゆず豚は、ストレスが少ないため肉質もやわらかく、もっちりとした食感を楽しむことができる。

「スペアリブ」とは

ゆず豚は豚肉本来の味が楽しめる食材だが、ここからはそんなゆず豚の「スペアリブ」についてお伝えしよう。

スペアリブとは、骨付きのばら肉のことである。
一般的には豚肉の骨付きの肉のことを指して話されることが多いが、特に肉の種類に決まりがあるわけではなく、牛肉や鶏肉、ラム肉などの場合でも、骨の周辺の肉のことはスペアリブと呼ばれている。

豚に限らず、動物や魚の「骨の周りの肉」はうまみの宝庫。
そのためスペアリブは、他の切り身では製品になる段階で除外されてしまう骨の周りの肉のうまみや、骨から豊富にとることができる出汁など、他の部位にはない味わいを楽しむことが可能だ。

ゆず豚のスペアリブをおいしく食べる

ゆず豚のスペアリブそのものについては、ここまでで紹介した通りだ。
そこでここからは、ゆず豚のスペアリブのおいしい食べ方を紹介する。

バーベキュー

スペアリブは、アメリカではバーベキューの食材として一般的な食材。
調理方法は、軽く下茹でしてバーベキューのソースに付け込み味をなじませて、しっかりと焼いていくというシンプルなもの。
ゆず豚は柔らかく、ほのかなゆずの酸味と甘みが色々なバーベキューソースとほどよくなじむ。
また、塩コショウだけでゆず豚のうまみを引き立たせる味付けもおいしい。

余談だが、岩塩などで味付けしたゆず豚のスペアリブは、バーベキューで飲むビールと格段に相性が良い。世のお父さん方にぜひ試してもらいたい一品だ。

煮込み料理

煮込み料理は、ゆず豚のスペアリブが持つ食感を最大限生かすことができる調理法。
やわらかい赤身と、風味豊かな脂質をもつゆず豚のスペアリブは、煮込み料理にすれば驚くほどジューシーで食べやすく、それでいて食べ応えがあることから一品料理としての風格を持っている。
骨付きであることを生かし、じっくりコトコトと煮込むことによって、骨から出る旨味が脂身や赤身、そしてソースと溶け合いながら、お互いの味を高めてくれる。
一緒に野菜などを煮込めば、野菜の甘みとゆず豚の甘みの相性の良さを実感することもできるだろう。

さて、煮込み料理は様々あるが、家庭で作る煮込み料理のなかでも、特に多いのは「カレー」ではないだろうか。
ゆず豚のスペアリブを使ったカレーは、ゆず豚の持つ甘みやゆずのほのかな香りが、カレーソースのスパイシーな味わいや香りと好相性。いつものカレーに一工夫としてゆず豚のスペアリブを加えてみてはいかがだろうか。