奈半利のうまいものを食べて育ったブランド豚「ゆず豚」

なはり池里農場の小松 徳久さん。「もっともっとおいしい肉を作らなイカンと思っています」と、愛情をこめて日々養豚している。

奈半利駅や市街地から車で約30分、奈半利町の真ん中に位置する三ツ目山を進むと、標高約400m付近に「ゆず豚」の産地が現れる。山間地の涼しい気候を利用して養豚を営むなはり池里農場の小松 徳久さんは、
「ふるさと納税のおかげで、私のモチベーションも上がって、養豚は生きがいとなりました。返礼品でたくさんの方々においしいと言っていただけて、もっともっとおいしい肉を作らなイカンと思っています」
と語る。

ゆずの果皮をエサに配合した
ブランド豚「ゆず豚」の誕生

2017年、小松さんと高知県畜産試験場などとの共同開発によって、ゆずの果皮を乾燥させて粉末にしたものをエサに与えながら育てた「ゆず豚」が誕生した。

高知県は、日本の生産量の5割を占めるゆずの産地だ。ぽん酢をはじめ、ドレッシングや化粧品など、ゆずの加工品も多く生産されている。加工の際に廃棄されていたゆずの果皮を飼料に配合したところ、脂の風味や甘みが増した。

養豚に最適な地の利とこだわりの飼料

ゆず豚の元となる「米ヶ岡ポーク」は、国内で飼育される豚の75%を占める「三元交配種(三元豚)」で、「ランドレース種」「大ヨークシャー種」「デュロック種」の3品種を掛け合わせた、飼育しやすく発育も早い、肉質の良い豚だ。

米ヶ岡地区は奈半利町北東部に位置する山間部で、夏でも平野部より3℃ほど気温が低いため、暑さに弱い豚の飼育に適している。さらに、広い土地を活かして飼育舎も広々としている。豚がのびのびとストレスなく過ごせるようにするためだ。おがくずの発酵床を作って自然免疫力を高め、健康な豚が育つようにも気を配る。
飼料へのこだわりも強い。野根山連山から湧き出す「岩佐の清水」と呼ばれる土佐の名水で飼育し、エサは高知名産の芋けんぴとお米などを配合している。芋けんぴを配合すると肉の甘みが増すという。米ヶ岡ポークは美しい脂とジューシーな旨味、しっかりとした肉質ながらも、もっちりとしたやわらかな食感が魅力だ。「ゆず豚」は、ゆずの果皮をエサに配合したことで、米ヶ岡ポークの特徴に加えて、ゆずのさわやかな香りと酸味も感じることができる。

ゆずのさわやかな香りが漂う「ゆず豚」

食欲を掻き立てる脂の香り、さっぱりとしつこくない脂の味。「ゆず豚」は、その名の通り、柚子のさわやかさと酸味が感じられる豚肉だ。ゆずの酸味によりさっぱりと、しつこくない脂の味が実現した。加熱するとほのかな酸味が感じられ、柑橘のさわやかな香りが漂う。
もともと肉の味がしっかりした豚肉なので、生姜焼きなどの濃い味付けのものにも合うのだが、ゆず豚はしゃぶしゃぶ、冷しゃぶサラダなどのあっさりとした料理にも向いている

ゆずの酸味によりさっぱりと、しつこくない脂の味が特徴の「ゆず豚」。もともと肉の味がしっかりした豚肉なので、生姜焼きなどの濃い味付けのものにも合う。

しっかりとした旨味とさわやかな味わい。奈半利のブランド豚「ゆず豚」は、生産頭数に限りがあるため、返礼品で用意できる数量も現在は限られている。高知・奈半利のうまいものをたくさん食べて育ったゆず豚。品切れになる前に一度は試しておきたい。

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