返礼品リピート率No.1 感動のスイカ

大きな箱を開けたら、緩衝材にくるまった大きなスイカが入っていた。
緑色のつやのある表面に黒いギザギザのラインがくっきり。カットして実の部分を確認しなくても、美味しいに違いないと思える立派なスイカは、奈半利町の返礼品でリピート率が最も高い「山中農園のスイカ」だ。多くの人がリピートするその理由は、抜群の甘さにある。寄附者のレビューやブログなどでは、その甘さに感動する声が多い。

奈半利町には、甘いスイカを作るための要素が揃っている

甘いスイカを作るにはいくつかの要素がある。
まず、スイカ栽培に適した土壌であること。原産地がアフリカ大陸南部の砂漠地帯とされるスイカは、水はけのよい乾燥地を好む。奈半利町の中山間地域は、排水性の高い赤色土と呼ばれる土壌が広がっていて、スイカの栽培に適しているのだという。また、温暖な気候も甘いスイカを作るために必須の要素だ。南国土佐の温暖な気候、中山間部ならではの昼夜の気温差、日当たりの良い土地。スイカを作るベストコンディションが奈半利町には揃っている。

スイカ栽培に最適な土壌と気候に加え、収穫までの間の手間ひまが甘さをさらに増す。45年もの間、スイカ栽培を続けている山中農園の山中 清明さん。スイカ作りの肝となる摘果と玉直しも熟練の技が光る。スイカの糖分は1株に多くの果実があるとそれぞれに分散してしまうため、バランスを見て摘果しなければならない。どの果実を残すのか、どれくらいの量を残すのか。長年の経験がものをいう。
また、スイカにまんべんなく日光が当たるように、スイカの接地面を変えてあげる「玉直し」と呼ばれる作業は、手間がかかるがスイカを甘くするためには欠かせない作業だ。つるが折れないように丁寧に、収穫までの間に全体にまんべんなく太陽の光を浴びさせることができるように行う。大きく育ったスイカは小玉とはいえ2kg前後ある。毎日の作業は思った以上に重労働だが、おいしいスイカになるように、山中さんは日々愛情を注いで育てている。

おいしいスイカの見分け方

「おいしいスイカかどうか叩いた音で判断する」というおいしいスイカの見分け方は、誰しもが聞いたことがあるのではないだろうか。
「ポンポン」と響く音がするスイカは、シャキッとした果肉がぎっしり詰まっていて、鈍い音がするスイカは熟れすぎてしまっている、と言われる。
叩いた音以外でも、おいしいスイカかどうかを見分けるポイントがいくつかあるので紹介しよう。
まず、玉の表面(果皮)にハリがあること。つるんとした艶やかな表面は、おいしさの証だ。黒いラインがギザギザしていて、緑色の部分との境界がくっきりしているものも良いとされる。
つると、つるの反対側(果頂部)にも注目したい。つるがまだ緑色をしているものは新鮮な証拠だ。また、へたのあたりが少しくぼんでいて、果頂部がきゅっと小さく締まっているものは、果肉がぎっしりと詰まった甘いスイカだ。

スイカの甘さのもとである果糖・ブドウ糖は疲労回復に、果肉に多く含まれるカリウムは利尿作用があるので、スイカは暑い夏を乗り切るのにもってこいの食材だ。
スイカ作りに最適な土壌と気候、長年のノウハウで作られた、糖度抜群の、艶やかでまるまるとした見事なスイカ。今年も6月中旬以降に出荷が始まる。